「簿記三級」合格に必要な勉強時間は?

簿記三級合格に必要な勉強時間 簿記3級試験

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日商簿記三級試験に合格するために必要な勉強時間と、それにまつわる事柄について解説します。

簿記三級に必要な勉強時間

色々調べてみると、「100時間」が一つの目安になるようです。
もちろん人によって、今持っている基礎知識や実務経験、試験の勉強方法などによって異なります。
100時間と仮定した場合、1日の勉強時間は、
1か月後に合格したいなら、3時間20分
2か月後なら、1時間40分
3か月後なら、1時間10分
くらいになる計算です。
1日に3時間20分勉強時間を確保するのは、仕事や家庭、学校などで忙しいと、なかなか難しいかもしれません。
でも、決して不可能な数字でもないですし、1~2時間程度確保できれば2~3か月後には「簿記三級持ってます」と言えるわけです。
遠い未来ではなく近い将来に手に入る「簿記三級」と言えるのではないでしょうか?

簿記三級の合格点と配点

とは言え、適当に100時間勉強しても合格できるなんてものでは、もちろんありません。
勉強時間に関わらず、何点取れれば合格できるのか、が重要です。
簿記三級の合格基準は、例年、100点満点中70点が目安となっています。
70点なら、なんとか行けそうな気がしますね。
テキストで内容を理解し、過去問や予想問題を繰り返し解いて、自分の実力を客観的に把握しておくことが大切です。
でも70点ギリギリではなく、ほとんどわかる、90点以上は確実、と言えるくらいのレベルになれば、安心ではないでしょうか。
通信講座、通学、書籍など、勉強方法は色々です。
自分にとって一番楽しい方法がいいですね。

三級は、商業簿記に関する三部構成で、次のような配点になっています。

第1問 仕訳問題…45点
第2問 勘定記入や伝票会計などの問題…20点
第3問 決算についての問題…35点

第1問の仕訳問題は、勘定科目の暗記、借方・貸方の理解など、3科目で最も配点が大きくなっています。
対策は、とにかく仕訳を繰り返し練習しておくことで、試験本番でも迷うことなくパッパと回答できるようになるでしょう。
もちろんその前提として、借方・貸方の考え方の理解が必要です。

第2問は、勘定記入や伝票会計などの問題が(1)10点、(2)10点に例年分かれています。
完答ではない問題もあり、理解できれば仕訳より得点しやすいので、あきらめずに解答すれば点数を獲得できると見込まれます。

第3問は、決算整理後残高試算表を元に、精算表や貸借対照表などを完成させていく問題形式です。
第2問と同じく、解答すれば部分点がもらえます。
仕訳に次いで配点が大きいので、繰り返し決算処理の練習をしておくとよいでしょう。

簿記三級の合格率は?

簿記三級のネット試験の合格率は、40%台程度と、統一試験より若干高めとなっています。
ネット試験の合格率
統一試験の合格率

40%…2人に1人強、落ちています。。
でも、人は人。
自分が最低でも70点とれれば合格できるのですから、合格率よりも自分の実力に気を注いでいきたいですね。

履歴書に「簿記三級」って書きたい。。

でも、今週採用面接を受けるのに、履歴書には「簿記三級」と書けない、残念、、
そんな時、あきらめるしかないのでしょうか。
いえいえ、あきらめる必要はありません。
もちろん、「簿記三級 取得」と書いたらいけません。
虚偽になりますね。
でも、「簿記三級 〇年〇月受験予定」と書いておけばよいのです。
あるいは、「簿記三級 〇年〇月取得見込み」と書けば、面接官から「ガッツのあるヤツ」と認めてもらえるかもしれません。
さらに「合格見込み」と書いたら、面接官にウケるかもです。

落ちたら次はいつになる?

でももし不合格だったら、次の試験はいつになるのでしょう?
試験結果は、即時判定となります。
試験終了後にスコアレポートが配布され、合格者のみ、スコアレポート内のQRコードからデジタル合格証が取得できます。
もし不合格だったら、翌日には次の試験を申し込めるのです。
間違えた問題をしっかり理解した上で、再チャレンジしたいですね。

試しに、CBTS受験者予約サイトの「テストセンター空席照会」から、希望エリアと日にちを選んで検索してみてください。
試験会場、試験日が多数出てきます。
CBT試験は助かりますね。

「簿記三級」合格に必要な勉強時間は? まとめ

簿記三級合格に必要な勉強時間と、それにまつわる疑問について考察してきました。
一般的な勉強時間100時間を目安に、1日1時間程度勉強を続ければ、3か月後には受験できる実力が身につくことでしょう。
合格率は40%台と厳しい結果となっていますが、70点以上ラクラクとれる力をつけて、チャンレジしてみてはいかがでしょうか?
資格試験の勉強って、どれだけたくさん勉強したかよりも、どれだけ楽しく学べたかの方が大切なんじゃないかと思っています。
好きこそものの上手なれ」だと思うんです。
あなたの合格を祈ってます。

p.s.私が簿記を好きになれたのは、このサブスク講座のおかげです。

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